ばあちゃんが作ってたような昔ながらの梅干しが食べたいと思い作ってみました。
作っているうちに、子どもの頃夏休みになるとばあちゃんが庭に梅干しを干してたのを思い出して懐かしい気持ちになりました。
梅干しは保存食としてのポテンシャルも高く100年以上前の梅干しも存在するそうです。
おにぎりや梅きゅうなど日本の家庭には欠かせない食材ですが、私がおすすめする梅干しサワーのレシピもご紹介します。
是非最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
【究極の保存食】昔ながらの梅干し作り
DAY1-7/2 梅を収穫する
庄内ビデオグラフィーの料理動画は基本、材料の収穫から始まりますwww
毎年我が家の裏庭では梅が豊作です!
梅干しには黄色く色づいた完熟梅を使用します。すると柔らかい食感の梅干しになります。
が、しかし・・・
撮影予定のこの日、まだ青い(^^;
スケジュールの都合上待てないのでこの日に強行突破しました。
収穫した梅は水に2時間ほどつけてあく抜きをして数日間追熟します。
追熟の際はぬらした新聞紙を上にかけておくと、梅が乾燥してしわしわにならない。
DAY2-7/5 塩漬けを作る
収穫から3日追熟してだいぶ黄色く熟してきました。
まだ青いですが、例のごとくスケジュールの関係で強行突破。
調べたところ、青い梅を付けた場合カリカリ梅になるらしいので、それなら問題ないと判断しました。
- 漬け樽・・・梅の重さにあったもの
- 梅
- 粗塩・・・梅の18%の重さ
- ホワイトリカー・・・消毒用
- 重石・・・梅の2倍の重さ
では、やっていこう!
私はばあちゃんが使ってた漬物樽を物置から引っ張りだしてきたよ!
雰囲気たっぷりでしょ?
- 漬物樽をホワイトリカーで消毒!(カビ腐敗防止!)
- 漬物樽に粗塩をふるう。
- 梅をホワイトリカーで消毒。
- 梅・粗塩・梅・粗塩とミルフィーユ状に重ねていく。
- 最後に余った塩を全部上に乗せる。
- 重石を乗せる。
- 冷暗所で2週間保管。
3Days Later-7/8様子を見てみる!
3日経ちました。
梅はどうなったかな?様子を確認してみると・・・
順調に梅から水分が出て、梅酢があがってきています。
すでに梅干しの甘酸っぱい匂いになりつつあります。
DAY3-7/13 赤紫蘇で色付け
漬け始めてからおよそ1週間!
赤紫蘇で梅干しに色を付けます。
人口着色料を使わない、昔ながらのやさしい色付け。
もちろん、赤紫蘇も自家採取( *´艸`)まずは収穫します。
- 赤紫蘇・・・梅の20%の重さ
- 粗塩・・・赤紫蘇の20%の重さ
★赤紫蘇を収穫する
赤紫蘇は梅の20%の重さを用意します。
うちの赤紫蘇は毎年勝手に生えてきます。
そのせいか、表裏両面紫の赤字蘇と表面は緑で裏だけ紫の赤字蘇が生えてきます。
★赤紫蘇でつける
- 粗塩を何回分かに分けて、赤紫蘇を塩もみしアクを抜く。
- しっかり絞って汁は捨てる。
- 塩もみした赤紫蘇に、漬け樽から取り出した梅酢を加えヒタヒタにする。
- 汁が赤い色になるまでほぐす。
- 赤紫蘇を漬け樽の梅の上に乗せ覆う。
- 汁も漬け樽に戻す。
- 重石をして再び冷暗所にて2週間寝かす。
塩揉みしていると3回目ぐらいには、ドスムラサキの液体がジュワッと出てきます。
毒々しい色をしていますが、水分を搾ってから梅酢に浸すと、梅酢の酸できれいな赤色になりました。
どんな色に仕上がるのか楽しみです。
DAY4~6 8/18~3日間の天日干し
天日干しは赤紫蘇で漬け始めてから2週間ぐらいで3日間行います。
8月の初旬に天日干しをする予定でしたが、長雨が続きタイミングを失ってお盆が明けてしまいました。
お日様の光にあてて日光消毒することで、カビや雑菌を消して増殖を防ぐので長期保存が可能になります。
DAY6-8/22 昔ながらの自然派梅干しが完成!
天日干し3日目が終わり、とうとう完成しました。
梅も赤紫蘇も自家製!天然着色料のやさしい自然派梅干しの完成です。
梅干しに含まれるクエン酸は疲労回復を助けてくれます。
日本の伝統フード、おにぎりや梅きゅうなど食卓や、晩酌で梅干しサワーを作ってみるのも粋!
ちなみに・・・母の実家のひいおばあちゃんは・・・
私が子どもの頃、車でお出かけするとき臍に梅干しを絆創膏で貼っていました。車酔いしないんだそうです。科学的根拠は調べても出てきませんが、おばあちゃんの知恵袋です。
晩酌に梅干しサワーで疲れを吹き飛ばす!
梅干しサワー:福ちゃん秘伝のレシピ
- 梅干し&ゆかり
- 好きなアルコール(焼酎・日本酒・ウイスキー等)
- はちみつ
- かつお節
- タッパー
- 炭酸水
- 梅干し・ゆかり・はちみつ・かつお節をタッパーに!
- アルコールで数時間浸す。
- グラスに2の液体と梅を注いで、炭酸水で割る
※材料は全部お好みで!(かつお節は少な目がおすすめ!)
梅の塩分と酸味とまろやかなかつお出汁の風味が絶妙なやみつきになる1杯。
ぜひ試してみて欲しい!