必要な機材を一通り買い揃えたので、次はアマチュア無線の開局です!
これが終わればいよいよマイクロFPVドローンを飛ばすことが出来る!
そのはずが・・・かなりてこずっております(´;ω;`)
(今記事を書いている時点でJARDの修正依頼が意味わからん(´;ω;`))
ややこしかったので、失敗も含めたさらっと覚書き程度に見て頂ければと思います。
総務省 電波利用 電子申請・届け出システム Liteにユーザー登録
手元にアマチュア無線の無線従事者免許証を用意!
「総務省 電波利用 電子申請・届け出システム Lite 」へ新規ユーザー登録。
必要事項を記入の上送信。
1週間後ぐらいにIDとパスワードが記載されたハガキが届きます。
後でパスワードは変更可能。
電子申請ファイルの作成
VTXの保証期間に提出するファイルを作成します。
こちらも手元にアマチュア無線の無線従事者免許証を用意しておきます!
「総務省 電波利用 電子申請・届け出システム Lite 」にログイン。
開局申請のお手続「手順3申請・届け出」から届け出を開始!
以下要点だけまとめていきます。
1ページ目:申請開始
1.新たに申請手続きを開始するにチェック。
2.必要事項の全てを最初から入力を選択。
2ページ目:申請書
宛先は自分の地域を管轄する通信局を選択
1.申請者情報:各項目に従って普通に入力(自動入力ポチ)
2.電波法第5条に規定する欠格事由:「なし」を選択
3.免許に関する事項:未記入で良し。
4.電波利用料:未記入で良し
5.申請の内容に関する連絡先も1と同じように(自動入力ポチ)
3ページ目:事項書及び工事設計書
~5までは上記同様に入力
6.工事落成の予定期日:未記入
7.無線従事者免許証の番号:自分のアマチュア無線従事者免許証の番号を入力
11. 無線設備の設置場所又は常置場所:自分の住所を入力
12.移動範囲 :「移動する(陸上、海上及び上空)」にチェック
13.電波の型式並びに希望する周波数及び空中線電力は下記の通り。
15.備考の呼出符号などは未記入でよい
16.工事設計書
①工事計画書の下の追加を押します。
すると別のタブが開きます。
②装置の区別を入力(系統図に番号を振る)
③希望する周波数帯が「5600MHz」
④電波の型式「F8W」
⑤変調方式 電波の型式「F8W」、変調方式「上記以外の周波数変調」、変調方式 備考「リアクタンス変調」
⑥終段管 :系統図のアンテナから近い方
⑦電圧:系統図より
⑧定格出力:系統図より
⑨添付書類:VTXの系統図を添付
編集をクリックして添付書類を編集します。
送信機系統図をチェックし、ファイルを参照。
設定を押したら工事計画書に戻る
⑩周波数測定装置の有無:「無」
⑪添付図面:「送信機系統図」にチェックを入れる
⑫その他の工事設計:「電波法第3章に規定する条件に合致する」にチェックを入れる
4ページ目:申請手数料
1.空中線電力 :「1」Wと入力
手数料自動計算を押すと、料金が計算されます。
5ページ目:入力内容の確認
6ページ目:入力内容の保存
入力内容に間違いがなければ、入力内容を保存します。
ここでは送信せずに、保存しダウンロードして申請書類を作成します。
この申請書類を使って、VTXの保証機関にアマチュア無線の開設保証の手続きを行います。
二次業務の周波数の使用に当たっての確認書を入手
VTXの保証申請に必要な書類がもう一つあります。
「二次業務の周波数の使用に当たっての確認書」です。
こちらは総務省電波利用ページから様式がダウンロードできます。
Wordのファイルがダウンロード出来たら、見出しの「(例)」を削除して印刷します。
記入事項
日付と自分の総合通信局長の前に自分の管轄の局の名称を書き加えます。
1.申請者欄の名前を記入し、
2.二次業務の周波数の確認及び適切な措置の方法の赤い▢のすべてにチェックを入れます。
この様式をデータ化して、先ほど「総務省 電波利用 電子申請・届け出システム Lite 」で作成した書類の中に加えてZIPします。
←こちらが提出した「二次業務の周波数の使用に当たっての確認書」〈クリックで見る。〉
VTXの保証申請〈JARD 電子申請〉
機体のカメラからFPVゴーグルへ映像を送信するためのVTXが、国内で使用できるものであることを保証してくれる第三者機関へ申請が必要です。
私はJARDで申請することにしたので、JARDでの申請を記します。
JARDの電子申請ページにアクセス
電子申請のページは回りくどくてたどり着くのがやっとでした(´;ω;`)
ルート1:アマチュア局保証
上のリンクからJARDに飛んだあと、濃い青の「基本保証」のリンクをクリック。
ルート2:基本保証(開設・変更・増設・取替)
ページ真ん中ぐらいにある
見出し:「開設・変更保証の申込」の「②電子申請による保証の申込」をクリック。
ルート3:基本保証業務のご案内
ページ真ん中ぐらいまでスクロール
STEP2:保証願書の入力
開設のお申し込みはこちらの下の「開設の場合」のリンク。
次のページでやっと電子申請の申し込み保証願書の入力ページにたどり着きます。
JARD保証願書入力
1.出願の日、出願者
日付、住所、氏名、連絡先などを入力
2.免許を申請する無線設備
送信機情報ー第1送信機
- 保証対象にチェック
- 送信機の名称等
- 技適番号 又はJARL登録機種の登録番号は「なし」と入力
その他の事項
- 「電波法第3章に規定する条件に合致しています」にチェック
3.安全及び保安施設
こちらは「電波の強度」「高圧電気」「保安施設」共に「該当しない」にチェック。
4.無線設備の保守点検/遵守事項
全てにチェック
5.保証料の額
自動で入力されます。
ここまで来たら入力完了して、内容を確認後、データのアップロードに進みます。
6.書類をアップロード
アップロードのページで書類を提出します。
提出する書類は、
- 「総務省 電波利用 電子申請・届け出システム Lite 」で作成した書類
- 「二次業務の周波数の使用に当たっての確認書」
これをひとつのファルダにまとめてZIPに圧縮してアップロードします。
7.アマチュア無線局保証完了
保証が完了すると、JARDから「アマチュア無線局保証完了メール」が届きます。
メールに添付されているもの
- 技術基準適合の保証書
- 電子申請ファイル(補正があった場合)
再度、「総務省 電波利用 電子申請・届け出システム Lite 」で上記ファイルを読み込んで申請します。
電波利用 電子申請
申請に必要な書類が全て揃ったので、いよいよ電波利用申請。
再度、「総務省 電波利用 電子申請・届け出システム Lite 」へアクセスしてログインしておきます。
「開局申請のお手続」の手順3の「申請・届出」から申請を始めます。
1ページ目:申請開始
1.新たに申請手続きを開始するにチェック。
2.保存したファイルを読み込んで編集を選択。
次のページで前回作った申請ファイルか、JARDから補正があった場合は保証完了メールに添付されてきた補正済みの電子申請ファイルを読み込みます。
※ファイル名に関するエラーが出た場合は、ファイル名をアルファベットか半角英数に変更
3ページ目:事項書及び工事設計書
画面の最下部にある「添付書類」の 「追加」ボタンをクリックし、JARDから送られてきた技術基準適合の保証書のPDFファイルを 添付。
4ページ目:申請手数料等
1.空中電力・・・1W
自動計算で手数料を算出します。
56ページ目:内容確認/送信
間違いがないか確認したら、次のページで送信します。
手数料の支払い/免許状発行
送信してから審査に入り、2・3週間後「総務省 電波利用 電子申請・届け出システム Lite 」内、「機能一覧」→「納付情報照会」にメールが届きます。そちらの指示に従って支払いをします。
更にそこから2・3週間、同じく「機能一覧」→「申請履歴一覧」の対称の申請が「審査完了」になっていれば免許状が発行できる状態になります。
ご自分が選択した受け取り方法で受け取りの手続きを進めて下さい。
開局申請はわかりにくい・時間がかかるのオンパレード
私が開局申請の手続きを開始したのは6月の終わりごろでした。補正依頼のメールが届かないエラーから始まり、免許状が届いたのは9月初旬。
実に2か月強という時間がかかってしまいました。
JARDの補正依頼もわかりにくく、コールセンターに電話したりもしました。丁寧に教えてくれましたが、教わるまで何のこっちゃ( ;∀;)状態でした。
日本の省庁への手続きはどこもなぜこんなにわかりにくく、時間がかかるのかな?と思わずにはいられません。