ビデオグラファー/ドローン操縦士/ from 山形

【取説解説】VIFLY Whoop Stor~マイクロFPVドローンバッテリー充電器~

1年前右も左もわからない状態でマイクロFPVドローンをはじめて、やっと機材が揃いアマチュア無線の開局が終わり、いざ飛ばそうと充電を始めたとき、USB-Cを繋いでも充電が始まらない。

取説は英語。
苦戦した結果使い方が分かったので記録しておきます!

落とし穴はACアダプター

結果から言うと、充電が始まらなかった理由はACアダプターです!

使用していたACアダプターはスマホの充電器のACアダプター。
Out Put : 5V
のものです!

取説を翻訳してみると・・・

XT60、DCは7〜10V電源に接続できます。USB-CはPDまたはQCプロトコルをサポートする電源にのみ接続できます。

ということで7~10VのACアダプターを購入!
晴れて充電が開始されました。

(↓私が購入したACアダプター)

「Stor」機能の重要性

マイクロFPVドローンに使われているリポバッテリーは非常に繊細で管理方法がとても大事です。うっかり管理を怠ると、すぐに劣化し膨張したり、最悪は発火の恐れがあります。

リポバッテリーの特徴

・正式名称はリチウムポリマーバッテリーです。
・過充電・過放電に弱く、発火や充電不良などが起こりやすい
・エネルギー密度が大容量で軽量
・満充電の状態で長時間の保管をすると膨張や劣化する

保管前にStor

Vifly WhopStor

正しい保管方法は、残量を60%程度にして保管します。
「Stor」に入れた状態でセットし「Start」一律60%の状態にしてくれます。

また万が一の発火に備えて燃えにくい素材のケースに入れて直射日光が当たらないところで保管が望ましいです。

(保管用のケースが売っています)

英語の取説の日本語訳

Vifly WhopStor取説

Vifly Whoop Storは、1s Whoopバッテリー専用のストレージ機能を備えた最初の6ポート充電器および放電器です。また、OLEDディスプレイ、PH2.0およびBT2.0互換性、調整可能な電流などの優れた機能も備えています。

スペック
寸法:101×49×22mm
入力コネクタ:XT60,DC(5×5×2.1mm),USB-C(PD3.0,QC2.0,BC1.2)
入力電圧範囲:7V-12V(XT60 2S-5S Battery,DC),9V/12V(USB-C)
最大入力電力:30W
最大充電電流:0.9A/port
サポートバッテリーコネクタ:PH2.0,BT2.0
バッテリータイプ:LiHV4.35V(±0.05V)/LiPO4.2V(±0.05V)
蓄電電圧:3.85V(±0.05V)
最大放電電力:1W/port

Vifly WhopStor取説
No名前説明
1入力XT60.TD は 7-21V 電源に接続できます
USB-C は PD または QC プロトコルをサポートする電源にのみ接続できます
2ファンクションスイッチFull: バッテリーをフル電圧まで充電する
Stor: バッテリーを3.85Vの保管電圧まで充電または放電する
3バッテリータイプスイッチ4.20V: 通常のバッテリーを選択
4.35V: HVバッテリーを選択
4OLEDスクリーン次のページの説明を参照してください
5ボタン短く押すと充電電流の範囲が変わります
長押しすると充電またはストレージ充電を開始または停止します
6チャージアウトプットPH2.0とBT2.0をサポートするバッテリーですが、同じグループのポートに同時に接続することはできません。
Vifly WhopStor取説

インジケーターLEDの状態

ライトの状態説明
赤LED点灯充電中
赤LED点滅充電完了間近
黄LED点灯放電中
黄LED点滅放電完了間近