誰もがスマホで動画制作を楽しめる時代になりました!
一方、いまや企業や店舗さんがSNSで動画を投稿するのがマーケティング上必須になり、頭を抱えている経営者さんのお話をよく聞きます。
外注する予算も使える時間も少ない中で、どうやってフォロワーさんにメッセージを届ける動画を作れるか。
今日は少しだけ「思いを伝える動画の作り方」についてお話させて頂きます。
少しでも動画制作のヒントになればうれしいです!
最初に言っておきますが、高いカメラは必要ありませんし、上手に撮る必要はありません!
動画制作は愛です!
肩の力を抜いて〝伝えたい思い〟だけご準備ください!
1.企画~どんな動画にしたいですか?
まずは目的とコンセプトを決めていきます!
最初にご準備頂いた〝伝えたい思い〟をどんな動画にしたいですか?
むずかしく考えず、ブレてはいけない2つの事をはっきりさせます。
誰に何を伝えたいですか?
2.構成・台本作り~どんなストーリーにする?
最初に決めたコンセプトをどんなストーリーで伝えたいですか?
動画の流れ・構成を決めていきます。
自由に思いつたようにストーリーを進めて大丈夫です。
思いつかないという人は下記を参考にしてみて下さい。
ちなみにSNS動画マーケティングに基づいた構成になります。
流れ | 内容 | 例 | |
1 | キラーワード (盛り過ぎ注意! けど盛ってよし!) | インパクトのある誘い文句 胸を打つ言葉など | 行列ができる○○ ○○が泣いた○○ ○○で話題の○○ |
2 | 動画の内容 | 少しだけチラ見せ | 実はこれ○○なんです ○○って知ってる? |
3 | 動画を見るべき理由 | 2で視聴を終わらせない。 見て欲しい理由 | Twitterでバズった テレビでも紹介された 衝撃の事実! |
4 | お題・問題提起 | 見てる人が気になる事 | でもこれって○○じゃないの? 人気の秘密を探ってみた! プロに聞いてみた! |
5 | 検証・裏付け・理由付け | やってみる 実食 インタビュー | |
6 | 結論・結果 | 感想 おち | 人気の秘密が○○だった! |
もしできるなら、チラシの裏に箇条書き程度でもよいので、台本を書いておくと撮影がすごく楽になります!
更にイメージできる方は、カット割りもある程度作っておくと良いでしょう。
頭の中で再生した完成動画はどのように切り取っていましたか?
台本の各シーンにどんなカットを当てはめるか考えます。
3.撮影~スマホでもOK!明るいところで~
作った台本に沿って動画を撮影していきます。
カメラはスマートフォンで十分キレイに撮れます。(もちろん良きカメラをお持ちでしたらGood!)
実際こちらに張り付けている動画も全カットiphone11で撮ってます。
クライアント様のお仕事以外では私もスマホで済ませることはあります。
なるべく明るいところで撮影するのが理想です。
最近の建物は朝の太陽の光を上手に取り込む構造になっているので、午前中に撮影するのがおすすめです!
いろいろやりたくなりますが、慣れるまでは、カメラを動かすよりも、しっかり固定して持ち被写体をブレずにとらえて下さい。
三脚やジンバルがおすすめですが、なければしっかり腕を固定して、動かすときは腕を動かさず腰を動かすことがポイントです。(ロボットみたいで、人が多いところだと変人だと思われますのでご注意)
4.編集
作成した台本の通りに撮影した動画を編集してみましょう。
あらかじめ台本を作っているので、どんなテロップが入るか、どんな流れで編集すればよいかはっきりしているため、編集もスムーズにいくと思います!
編集アプリはスマートフォンやタブレットならCapCutやiMovieをお勧めしますが、インスタやCanvaなどのテンプレートを用いても可能です。
PCで編集するなら、どんなソフトでも、は無料版でも基本の機能はそろっているので大丈夫です。
これから本格的に動画制作にチャレンジしたい方にお勧めのソフトが、ちょっと操作は難しくなりますがBlackMagicのDaVinchResolveというソフトは無料版でもプロ仕様の編集機能を持ち、今ではプロの方も愛用している方が多い注目のソフトです。
結論:動画制作は愛!
何事もそうですが、継続して慣れる事で、時間をかけずに作れるようになりますし、少しずつ上手になっていきます。
なにわともあれ、動画制作は伝えたい思い・愛が大切ですから!
なぜなら、私は映像には作り手の思いが宿ると思うからです。
お金がなかったころ高い機材が買えずに、スマートフォンで撮影していたころがありました。
その頃は動画マーケティングもやっていませんし、自由に撮りたいものを撮って編集して、今でも「あの頃の動画の方がいい」という人もいます(´;ω;`)
私の場合メンタルの状態がそのまま映像に出るので、常に良い状態でいれるように心がけています。
最近の映像業界を見ていると、マーケティング・SEOなどの言葉が飛び交い、バズりそうなことをやる、人に望まれることをやる、評価される事をやる傾向にあり、それを気にしすぎて言いたい事が言えてなかっり、似通った投稿が多い気がします。
そもそも伝えたい情報を伝えたい人に届けるためのマーケ・SEOだと思うのです。
だからもっと思いを大切に・自由に・個性的に・純粋に動画制作を楽しんでもいいんじゃないかなと。
楽しみながら継続していく事が大事だと思います。
もっと本格的に動画制作の手順を知りたい!
本格的に動画制作の手順を知りたいという意欲的な方はこちらをご覧ください!