鶴岡の年末の風物詩、七日町観音堂で毎年行われているだるま市に行ってきましたので、レポートしようと思います。
だるま市は初参戦でしたが、鶴岡の伝統と町の人々の思いが詰まったお祭りを知ることができてよかったです。
12/17七日町観音堂・だるま市!
だるま市
毎年12月17日に七日町観音堂で「観音様のお歳夜」に合わせて行われる縁日です。
だるま市の歴史は、その昔近くの遊郭の遊女たちが「七転び八起き」のだるまにあやかり、苦境から逃れたいと願掛けをした事が始まりと言われています!
当日は朝から雨・止むどころか土砂降りに近い降り方で撮影機材が濡れるのでどうしようかなって思ったけど、Twitterで「だるま市は毎年大荒れ!」ってツイート見て、来年行っても同じかとカッパ着て参戦!
まずはにきちんと、観音堂を参拝。
なんと七日町観音堂にお祀りされているご本尊は、あの聖徳太子が彫刻したとされる観音様と弥勒菩薩像!
境内には年末の縁起物の熊手やだるまを売る出店の他に、広島焼きやチョコバナナなど祭お馴染みの屋台が並び賑わっていました。
最近は例のウイルスのおかげでどこの祭にも参加できていなかったので、久しぶりの祭の雰囲気と美味しい屋台はうれしい!
だるま市と切山椒
切山椒を売る出店も出ていました!
鶴岡では、この日に鶴岡の厄除けの縁起菓子、切山椒を食べる風習があります。
ちょっと大人の味(゚Д゚;)なんとも言えない味ですが好きな方は好きみたい。
「今年のうちに切山椒を食べて悪い縁を切りざんしょう」とツイートしていた方がいたんですが、そういう縁起なのでしょうか?わかる方いたら教えてください。
だるまに願掛けと参拝の仕方
観音堂を参拝後、だるまを買い、背中に願い事と左目に目を書いて・・・
翌年のだるま市まで大事に飾ってね。
翌年のだるま市では
古いだるまを持ってだるま市へ。
夕方からお炊き上げ祈祷があるので、そこでだるまを燃やします。
この時願いが叶っていれば右目を書き足してから渡すみたいです。
来年のだるま市はだるまを持って参拝しようと思います。
その時は防寒対策をしっかりして行こう!
今年は寒すぎて夜のお炊き上げの撮影は断念しました。