ビデオグラファー/ドローン操縦士/ from 山形

【制作レポート】清流 立谷沢川 ~龍神様に護られた地~

暑い夏も終わり、庄内もちらほらと秋が見え始めています。

そんな中、、、大変遅くなりましたが、、、

7月に撮影した清流 立谷沢川の動画が今頃やっと完成いたしましたww

庄内町立谷沢川 撮影レポート

DAY1

2021年7月某日、炎天下の中、撮影に挑みました。

この日の撮影は「玉川第6砂防堰堤」と「六渕砂防堰堤」。

玉川第6砂防堰堤・六渕砂防堰堤

この地域で暴れ川と言われ恐れられた立谷沢川の土砂を抑えるために作られた。

玉川第6砂防堰堤はこの地に根ずく龍神信仰を後に伝えるために、また土砂洪水災害が発生しないようにと祈りを込め、

色のついた天然石を組み合わせたモザイク画の昇り竜(正面右)・下り竜(正面左)が壁面に描かれている。

六渕砂防堰堤は登録有形文化財にもなっている。

ドローン仲間と2人で「玉川第6砂防堰堤」に着き、車のドアを開けるとモアっと熱風ともに地面からは蜃気楼が見え、くらっとします。

ドローンの準備をしている間もドンドン機体温度は上昇しフライトに影響するので、素早く準備をして離陸させました。

その神秘的で素晴らしい景色に圧巻。

しかし、この暑さ。

離陸から10分でドローンのモニターであるiPadが高温障害でダウン。

泣く泣くドローンを戻しました。

まだまだ撮りたいカットは沢山あった。

安全を期してこれ以上のフライトは危険と判断しドローンでの撮影は終了。

ドローンは引くことも大事。

下まで降りてSonyα6500での撮影に挑みましたが、今度は太陽の光が強すぎてNDフィルター(光の量を減らすフィルター)をつけても、設定WB・ISO・Fいろいろいじっても白飛びしてしまう。

ちょっとカメラの勉強して出直してきますww

このままでは引けないのと、暑さをしのぎに六渕砂防堰堤へ。

実は当初玉川第6砂防堰堤だけの予定でした。

六渕砂防堰堤はドローンの飛行許可が下りなかったので、手持ちのカメラでササっと撮影して、後は水遊びにふけるアラサーとアラフォー2人。

 

DAY2

8月某日、お盆を目前にいい加減編集しようかなとPCを開くも。

どう考えたって作品を作るには素材が足りなすぎるよ?

相方は仕事なのでひとりでカメラを持って撮影に行ってきました。

六渕砂防堰堤へ着くと車にアブの大群のアタックを受けてガクブルしながら車の外へ。

全身を虫よけスプレーを噴射するもアブとブヨにさされる。

今回は新しいシーンを入れてみようと最近買ったアクションカメラ,AKASO BRAVE7で水中撮影に挑みます。

流れのない浅い水面からオタマジャクシやメダカらしき魚が見えます。

アクションカメラAKASO BRAVE7でもバッチリ撮影できました。

水中の小さな生き物もクリアに写っています。

透き通った水、優しい水の音、こんな清らかな川って他にありますか?

もっと砂防に近づきたい。

三脚とカメラを持って、浅いゴツゴツした岩の水辺や流れのある川を腰までつかりながら15分ぐらい歩き、道半ば結局大きな岩を登れずww

その場で取れる景色を撮って帰ってきました。

ABOUT US
福ちゃんビデオグラファー・ドローンパイロット
山形県庄内地方を拠点にフリーランスで『映像制作』『ドローン事業』『情報発信の支援事業』の活動をしている福井理紗です。 またYouTubeにて、美しい自然や伝統文化を映像作品として公開しています。