神秘的な羽黒山南谷。
ここは私の中で好きな場所上位ランクに入る場所です。
初めては小学生の時、学校行事で羽黒山の石段登りに行ったとき、南谷でおにぎり食べた記憶があり、その時アカハライモリさんたちが沢山いた記憶があります。
その時から〝あそこは神秘的な場所〟として強く印象づいており、大人になり、〝あの場所に行ってみたい。あそこは一体どこだったのだろう〟と思うようになり、それから何度も訪れています。
羽黒山南谷ってどんな場所?
羽黒山のの石段登りの三の坂あたりの分かれ道を右に進むと、そこは別世界に来たような神秘的な光景が広がっていきます。
何もない場所に見えますが、実は約300年前に羽黒山第50代別当天宥法印が築造した別当寺の別院跡なのです。
俳人の松尾芭蕉も「奥の細道」の旅で泊まって「ありがたや雪をかほらす南谷」とこの地を詠んでいます。
神秘的な風景と小鳥のさえずり
撮影に挑んだ1年半前は丁度コロナでお仕事がなくなってしまった時期でした。
3日間ほど毎日早朝4時で起きて機材を担いで通って撮影していました。
そのかいあってか朝日が木々の間から漏れ何とも言えない優しい色彩を見せてくれました。
近くを流れる沢の音がチョロチョロと聞こえ、
そしてそして小鳥さんたちの演出が素晴らしすぎて幸せ。
早朝なので私の他に人はいません。
この風景とこの素晴らしい音楽を独り占め。
何とぜいたくな時間。
ここでカメラとマイクをセットしてまったり時間を過ごします。
3時間ぐらいたったらだんだん蝉が泣き始め、虫もぶんぶん飛び始め賑やかになっていきます。
やはり早朝の静けさと朝日と緑の神秘が一番好きです。
【出羽三山に関するリンク】